若者のテレビ離れが進んでいます。この記事のご覧のみなさんもテレビをあまり見ない方もいるのではないでしょうか。
今ではYouTubeやNetflixなどの動画配信サービスが浸透し、スマートフォンで自分が観たい番組を観たいときにを観れるので、”若者のテレビ離れ”と言われるのも納得です。
一方、若者のテレビ離れが進んでいるテレビ業界では、AIを活用して課題を解決しようという動きが出てきました。
近年、注目度が高まっているAIですが、テレビ業界を変えることができるのか、注目です。
テレビ業界ではどのようにAIが活用されているのでしょうか?
ということでテレビ業界に活用されるAIについて調べてまとめました。
目次
そもそもテレビ業界にAIって必要なの?
出演者にディレクター、カメラマン、大道具、音響、照明たくさんの人の協力の上で、テレビ番組がつくられています。本当にテレビにはAIは必要なのでしょうか?
テレビ制作者は?
ディレクターやリサーチャー(取材先を探す人)はいつも必死にネタ探しをしています。どんな番組が多くの人に観てもらえるのか、どんな企画がウケるのか、日々模索しています。
そして番組を立ち上げたり、収録に間に合うように取材を行います。しかし、いくらネタが充実してても視聴率が上がらなかったら番組は終わってしまいます。「今人気の番組を真似した番組」がよく生まれてしまう原因になっています。
視聴者は?
どの番組を観ても似たり寄ったりだと思ったことはありませんか?
YouTubeなど、自分が好きなテーマをいつでも選べるようになった今、わざわざテレビをつけて視聴するというスタイルも崩れつつあるのかもしれません。
テレビを見ていて、筆者も同じようなキャストや企画ばかりだなと思うことがあります。
「新しさ」がテレビ業界には最近足りていないのかもしれませんね。
AIの活用が徐々に進むテレビ領域
分析や学習を得意とするAIこそ、これらの問題点に取り組めると思いませんか?
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新しい企画の立案、制作時間の削減等、AIが今までの私たちの悩みを解決してくれるかもしれません・・・!
AIをテーマにした番組も増加
AIが企画を考え、Pepperが司会をやる新感覚の番組
2017年の10月から2018年3月まで『AI-TV』という番組がフジテレビ系列で放送されました。この番組では、”AI-CD β”というAIが発案した企画を若手芸人が実践するという、今までにない企画が放送されました。
AI-CD βにはCMの優秀作品に贈られる広告賞の受賞作品10年分のデータがインプットされていて、リクエストを入力するとアルゴリズムによって最適解、つまり「こんな企画おもしろいんじゃない?」という内容を勝手に導き出してくれます。なんだかすごそうですよね。
そしてPepperも有能、、!人の表情や声からその人の感情を読み取り、見事なMCを披露します。
NHKスペシャルでもAIが大注目
NHKスペシャルは、日本の現状や社会課題について取り上げるドキュメンタリー番組で、30年以上続く長寿番組です。

引用:https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20190413
そんなNHKスペシャルが、新たな視点としてNHK自らAIの開発に挑戦しました。
その企画が『AIに聞いてみたどうすんのよ!?ニッポン』(2017.7~ 不定期放送)です。
人口動態統計などの700万件を超える公的データをAIにインプット。
導き出された分析結果を「AIの提言」として番組で紹介しています。
第一回の放送でも面白い提言が紹介されていました。
- 少子化を食い止めるには、結婚よりもクルマを買え
- ラブホテルが多いと女性が活躍する
- 40代一人暮らしが日本を滅ぼす など…
なんだか衝撃的な内容ばかりですよね!(笑)
不定期の放送ですが、非常に興味深い内容ばかりですのでぜひチェックしてみてください。
初回視聴率もAIが予想!結果は、、、?
先ほどご紹介した『AI-TV』は初回放送が始まる前にAIを使って視聴率を予測していました。
そのサービスは”SHAREST β版”といって、電通が開発、2017年にリリースしたものです。
なんと放送一週間前に番組の視聴率を予測できるサービスです。
『AI-TV』の初回視聴率の予測は5.0%!深夜帯放送番組の平均視聴率は3.0%前後なので、高視聴率を予想したAIですが、結果は2.9%でした。
うーーーーーん?微妙ですね(笑)
その後、電通は”SHAREST_RT”というサービスを2018年にリリース。
入力データを増やすことで、より高度で安定的に視聴率予想ができるようになりました。
さらに正確性が増せば、CMの広告効果を高めつつ、視聴率予測をする業務を効率化できると期待されています。

引用:https://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/1026-009630.html
スポーツ中継がAIでレベルアップ。東京オリンピック中継も変わる!?
テレビ撮影にはカメラマンが必要不可欠ですよね。カメラマンの技術もAIで大きく変わろうとしています。
特にスポーツ中継では、AIの活用が進んでいます。
なんと、AIカメラ1台とパソコン1台。これだけで中継ができてしまうというのです。

引用:https://pixellot.jp
人件費や撮影の準備、編集の手間が省けるので、現場にとってはいいこと尽くしです。
実際にAIカメラ「Pixellot」(イスラエルの企業「Pixellot Ltd.」)で撮影したバスケットボールの試合を拝見しましたが、ボールや人の動きをしっかり捉えており、ズームイン・ズームアウトもお手のもの!
この手軽さであれば、プロのスポーツ中継だけではなく部活や地元のクラブチームの撮影も簡単に行えます。
また、あとから自分の好きな所にフォーカスできるので、日々の練習にも役に立ちそうです。
ゆくゆくはもっと多くのスポーツが配信されたり、音楽番組でもアーティストを追って撮影するのはAIになるかもしれませんね。
さらに2020年は東京オリンピックが開催されます。多くの試合が中継されます。AIカメラの活用はあるでしょうか。とても楽しみですね。
AIにかかれば映像編集もお手の物!?
テレビ番組や配信動画が面白くなる要となるのが編集です。これもAIにお任せできます!
「AI自動動画編集」のサービスとして代表的なものは株式会社オープンエイトの開発した”LeTRONC AI(ルトロンAI)”です。

引用:https://video-b.com
まずはじめに、写っている情報を分析・言語化します。
物や人、場所等を見つけたら、それにあったシーンを選び編集します。
最後に少し人の手で文章を記入欄に追加。そして、はい完成!とても簡単ですね〜。
文章もその動画の映像にピッタリなシーンで出てきます。
できあがった映像見てみると、テレビというより、プロモーション動画やプレゼン資料の方が向いてるシステムかな?と思いましたが、探してみるとすでにこのシステムを使っているテレビ番組がありました。
AIによって編集された動画を番組内で試験的にオンエアしている、RKB毎日放送の「エンタテ!区~テレビが知らないe世界~」(2019.4~ 毎週水曜 24:55~)です。福岡の地方局での放送ですが、観れる方はぜひ!
AIでテレビの視聴方法も変わる!
テレビを観てる私たちもAIが関わることができます。AI搭載テレビです。
さまざまな電機メーカーがAIを使った高機能なテレビ開発を進めていますが、ここではシャープの『ココロビジョン』をご紹介します。
ココロビジョンには人感センサーがテレビに搭載されており、帰宅すると自動でテレビの電源オン。AIがユーザーの好みの番組を学んでオススメを勝手に出してくれます。

引用:https://jp.sharp/aquos/netplayer/images/img_12.jpg
さらに、音声機能も搭載。リモコンのマイクに見たい番組を話しかけると探す手間が省けます。スマートフォンとの接続もできます。
ココロビジョンのホームページには「そっとサポート」というキャッチコピーがあります。ユーザーにAIと寄り添ってもらいたい、という思いが伝わるサービスですよね。
まとめ
今回は、AIがテレビでいかに活躍しているのかを中心にお話してきました。
AIの作るテレビは面白そうだと思いましたか?
AIはまだ完璧な技術ではありません。テレビ業界において、完全な導入も進んでおりません。
AI関連の番組も、多くの人には観てもらえない深夜帯ばかりです。
ですが、今回紹介した技術がもっともっと進展すれば、新しい番組のコンテンツが生まれる可能性もあります!
これからのテレビ視聴が今までよりもワクワクするものになるかもしれません。
2020年からはAIをテーマに新番組が放送!
AIに関してこうした記事を皆さんに紹介している私たちも、ついにテレビに出ちゃいます!
どのように分かりやすくAIについてお伝えしようかと私たちも試行錯誤しています。
私としましては、まずは個性的なAINOWメンバーを知っていただきたいです(笑)
本当に面白くて知識が豊富な方達ばかりなので!!
みなさんに楽しんでいただけると幸いです。ぜひご覧ください。
はじめまして、大学では商学を専攻しています。趣味はうさまる(LINEスタンプ)集めです。わかりやすくAIについて発信していきます!












